Information, ノラふく⁂島のふく
遥かなる藍色
わたしは藍色が好きです
といっても藍色はいろいろ
どの色もほんとに美しい
いちばん淡い色を「かめのぞき」といい
水色、空色、花色(縹色)「縹・はなだ」とは今日の青色のことで
淡ければ限りなく優しい
紺青、最後の頭甕は赤黒い藍色
濃ゆくなっていくと逞しい
同じ藍でもつくるひとで藍色は違うとおもうし、
藍と水の関係性は深く、色を美しくしているのはお水であると思うのです。
何回も何回も…甕に入れて色を重ねていきながら藍色を生み出す。
その日その時、生まれる藍色いろいろ…
一度洗い、乾かし、また染め重ねすると素晴らしい色が生まれる
じっくり時間と余裕をもって作ること、その工程がほんとに愉しいです。
こちらの写真は、明日27日に行われる堀口一子さんの明倫茶会の衣装になるノラふく新作。
素敵な作品となり、また観ていただける機会をつくりたいと思います。
ノラふくを通して、毎月「藍染し隊」というワークショップのコーディネートをさせて頂いております。
ノラふくを染めながら同時に行っております。
お父さんのお話も聞けますし、わたしたちも今までの経験をシェアしながら、お昼ごはんもいっしょにわいわいとにぎやかです。
Related Posts
Comment